魔術具 第1部 人間界

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魔術具

第1部 人間界

 薄暗く静かな部屋。
 床に守護の封印を描くように並べられたルーン文字が刻まれた無数の石。手にはヘブライ文字で書かれた神聖書物。テーブルの上には燭台。そこでは風もないのに、ゆらゆらと揺らめく蝋燭の炎が音もなく踊っている。何処で焚きしめているのか、香の香りが室内を満たしている。
 燭台以外、何も置かれていない机の上には、僕の運命を一つの方向に導くように並べられたタロットカード。
──運命よ。導け僕を召喚魔術の成功に。
 その中央には、黒い布の上に置かれた水晶球。
 そして水晶球の上の空間に突然浮き上がるように、あらわれた人物がいた。

 全身を濃い翠をしたフード付きのローブでおおっている。手には木製の杖。その顔は白い彫像か仮面のようだ。細い鼻筋、血の気の少ない薄い唇。だが若い。髪はきっちりとフードに隠されていて見えない。ガラス玉のように澄んだ抹茶色の両目をしていた。その目が妙に、この世の物には見えないことに、どきどきと鼓動が速まってゆく。
 まるで消えてしまいそうな雰囲気。
 「魔術士? 魔術を教えてくれ」
 僕は相手に飛びつくようにして哀願した。同時に心の中では、相手が消えませんようにと強く必死に切望し続けた。
 抹茶色のガラスのような目が黙って僕を見下ろし続ける。
 ふいに魔術士は妙に、この世めいた表情になって興味深そうに僕の部屋を目だけで観察するように眺めまわして言った。
 「カードに水晶球、石に本。そして様々な文字。蝋燭に香。ずいぶんと色々な道具を持っているんだね」
 そう言って、魔術士は床に両足を付けた。
 「この世界は初めてだな」
それが彼──魔術士との出会いだった。

 僕は占いを趣味にしている。本当は魔術や魔法の方に興味があるのだけれど、実際に行ってみて手応えと言うか成果を感じられるのが占いの方なので、占いの方に比重を置いている。もちろん魔術関係の書物は読んで、時々行ってはいるけれど。
 占いでも、占星術や手相のように、あらかじめ運命が定められているものよりは、解釈次第でどうとでもとれる曖昧な占いが好みだった。正確さでは、あらかじめ定められているものの方が優るけれど、悪い運命が出た時に、いつまでも鬱々と落ち込んでしまうものだから、曖昧で色々な解釈ができる占いの方が、僕にはあっているようなのだ。つまり自分に都合のよい解釈を、指針として参考にするのだ。
 そして占いの中でも、特に最も魔術に近い水晶球占いが僕の一番のお気に入りだった。けれど、僕の力は微々たるものだ。もやもやを見るのが日課だった。時には、もやもやすら見えないこともしょっちゅうだ。

 さて、突然あらわれた魔術士に、僕は魔術を教えてくれと頼んだけれど、彼は抹茶色の目で、あちこちを興味深げに観察している。僕のお願いなど耳には入っていないようだ。それでも僕の全身をも、服をつついてみたりして、興味は持ってくれているようだ。
 彼がそんなことをしているうちに前触れもなく、ふいに暗闇が訪れた。
 ろうそくの火が消えたのだった。魔術を使う時は、雰囲気を出すために室内の電気を消してろうそくを使っていたのだ。
 僕は、ろうそくの火をつけるためライターで火をつけた。本当はマッチの方が雰囲気が出るのだけれど、火の始末がちょっと不安なのだ。そのかわりライターは銀色の凝った作りのものを使っている。
 その銀色の小さな箱から小さな炎が現れる。それを彼が驚いたように目を見開いて見ていることに気づいた。
 「どうしたんだい?」
 僕は驚いている彼に質問する。
 「どうやって火を出したんだい? その小さな箱は何だい?」
 彼は緑色のローブの中から白い手を出し、指を一本ぴんと立てて僕の方を指さす。
 「これ? ライターだよ。君の世界にはないのかい? こうやって、ここの部分を押すと火がつく仕組みさ」
 僕はそう言って彼の手にライターを握らせた。
 彼は自分の指の動きで、小さな炎が現れたり、消えたりするのを興味深そうにいつまでも飽きることなく眺めている。
 「そんなにめずらしいのかい?」
 僕はライターに夢中になっている彼にたずねた。
 「すごいな。これは誰が押しても同じように火があらわれるのだろう?」
 感心したように、ライターに夢中のまま彼は答える。
 「そうだよ。だから子供に持たせると危ないんだ。でもそんなに火をおこすのが珍しいのかい? だって君なら呪文か何かで火なんて、すぐに手の中で出せるんだろう?」
 僕は彼がなぜそんなにもライターに夢中になっているのか、さっぱり理解できない。
 「うん。そうだよ。けれど、この『道具』の方がすごいよ。だって、これさえあれば、誰にでも何の力もなく火を現すことができるのだから」
 「呪文の方がすごいさ。何もないところから火を出せるんだから。なあ、呪文で火を起こせるのかい? 見せてくれよ」
 僕は彼にすりよってねだった。
 「いいよ。ライターのお礼にね」
 彼が何か口の中で数語の言葉を唱え、握った右手を開くと、小さな炎が掌から2~3センチほど上の空間に浮かんだ。
 「そうだ。こういう力が欲しいんだ」
 僕は思わず握りしめた両拳に力を込め、そう口にしていた。
 「でも君はライターと言う『道具』を持っているじゃないか。火が必要なら、この道具で火を作ればいい」
 彼は何ともないように言い放つ。
 「違う」
 僕は相手の言葉をさえぎるように否定した。
 「何か道具を使って火をつけるのと、何もないところから火を呪文一つで現すのとでは全然違うよ」
 彼には僕の言いたいことが伝わっていないようだった。
 「君らの世界では火を作る道具はないのかい?」
 ふと思いついて彼にたずねる。
 「ないよ。火を作れるのは魔術だけだ」
 「だったら火を作れない魔術士は、どうするんだい?」
 「火を作れる魔術士から火をもらうんだ。他の魔術と交換してね」
 「そうなのか」
 ちょっと以外で僕の質問が途切れる。
 「ところで・・・君のいるこの世界は、こういう『道具』がいっぱいあるのかい?」
 そう言って彼は手の中にある銀色のライターを、反対の指で指し示した。
 今度は彼がたずねる番だった。
 「道具? あるよ」
 「ふうん」
 そう言って彼の姿は消えた。

 せっかく出会えた魔術士が消えてしまって、ひどく落ち込んでいた明くる朝、僕が家の玄関を出て歩きはじめると、彼がふわふわと僕の隣を飛んでいることに気づいた。あいかわらず、あちこちを興味深げに眺めている。
 そんな恰好で飛んでいたりしたら、まずいんじゃなかろうか。
 そう思った僕が何度も見ていることに気づいた彼は、にっこりと笑って言った。
 「姿は消してあるよ。君以外の人間には見えないようにね」
 僕の危惧を察したように彼は答える。
 「ここにいるのかい?」
 僕は安堵と共に、さりげなくたずねた。
 「そう。しばらく。この世界にせっかく来たのだから色々と見ていきたいんだ。君が案内してくれるんだろ? 召喚者くん」
 僕は期待を込めた抹茶色のガラス玉の両目で見られた。
 「魔術を教えてくれるかい?」
 「いいよ」

 「ああ、しまった。鍵を忘れた」
 僕は自転車を前に、そうつぶやいた。昨日と上着を変えてしまったのを忘れていた。
 「鍵?」
 不思議そうな表情をする彼に、僕は説明をした。まるで彼は僕の肩にのっている鳥のように空中に浮かんで、ちょうど顔を僕の肩のあたりに持ってきて話すのが癖だった。いつは、風船のように僕のまわりを飛んでいるのだけれど。
 「自分の物でも鍵がなければ、思いどおりに動かすことはできないんだよ。鍵は自分の所有物を他人に使わせないために守る機能を持つけれど、同時に鍵を持っていない状態の所有者をも排除してしまうんだ」
 僕は説明した。
 「そうなのか」
 「そうさ。君ら魔術士は違うんだろ?」
 魔術によって封印された宮殿や宝物庫を、僕は思い浮かべた。
 「でも自分よりも力が強い者が、防御魔術を解いてしまうことはあるよ」
 それから僕らは延々と、防御魔術と鍵とのどちらが、より強い防御能力を持っているかについて議論をしていた。

 こんな風にして僕らの生活は始まった。
 彼にとっては僕の生活すべてが、めずらしいようだった。テレビもラジオもCDやゲーム機、電話や、冷蔵庫、水道、ガス、レンジのような台所用品、エアコンに、お風呂やシャワー、電灯、楽器から自転車、車に電車、バスまで、その他いろいろだ。
 とにかく彼が、これらの『道具』に引かれる理由は、『誰にでも使うことができる』点にあるようだった。必ず自分で操作したがるのだ。
 しつこく電気をつけたり、消したりを延々と楽しげに繰り返したりされて、うんざりしたり、時には勝手に他人の車を運転しようとして、あわてて止めたり、いつも目を離すことができなかった。

「遠くを見たいのかい? だったら、これ使いなよ」
 僕は双眼鏡を取り出して魔術士に差し出した。
 受け取った彼は、どうしたらいいのかと双眼鏡を、ひっくりかえしたりして、あれこれ眺めて観察している。「この穴から覗くんだよ」と教えてやる。
 「すごいなあ」
 双眼鏡をのぞき込んだ彼は感嘆の声をあげた。
 「この道具を覗くだけで、遠くが見えるんだね」
 彼は楽しそうに、あちこち向きを変えて見続けている。何を見ているんだろう。僕のいる町で、そんなにも興味を引くものが見えるものなのだろうか。
 「でも君だって、魔術で遠くを見る術はあるんだろ?」
 「うん、あるよ。けれど遠視は集中力が必要だから疲れるんだよ。だからこんなに気軽にはっきりと見えるなんて、すごいな。感動だよ。君らの世界の『道具』と言うのは、すばらしいものだね」
 「でも君らだって魔術を使うための道具を作るだろ? 杖とかさ」
 「自分でね。しかも自分で作った『道具』を使うことができるのは自分だけだよ。他人に作ってもらうことはできない。他人のために『道具』を作る魔術士なんていないしね。それに作った道具の能力は自分自身の能力の範囲内のものしかできない。誰かがこんなに簡単に誰にでも使える、すごい能力を持った道具を提供してくれることなんてないさ」
 「僕らの世界の『道具』と、君の世界の『道具』は、意味が違うってことか」
 「そうだね」
 僕はちょっと以外だった。誰かが作った魔法の杖を僕が手に入れれば、僕は何の努力もなく、その魔法の杖を使うことができるのだと思っていたのだ。たとえばライターや水道の蛇口のように。冷凍庫で氷を作るように。
 「君は、こんなにもすばらしい『道具』の力が満ちた世界が、嫌なのかい?」
 いつのまにか、魔術士は双眼鏡をのぞくのをやめ、僕の方をじっと真面目な表情で見ていた。そして、静かに言葉をつむいでゆく。
 「魔術の力の差というのは、個人の資質や能力がすべてだ。しかし君の世界の『道具』は違う。使いたい機能を持つ『道具』を手にいれ、使い方さえ覚えれば誰にでも使うことができる。確かに魔術だって道具だ。道具だけれど、すべて自分で作る以外に手に入れることはできない道具だ」
 「だけど僕らの世界の『道具』は、誰か技術者が作ってくれるのを待たなければならない。そして技術者は一部の人間たちだけだ。大多数の人間は、ただ『道具』が作られるのを待たなければならない。魔術は、個人で開発できるんだろ? それに『道具』は他人と圧倒的に違う能力は与えてはくれない。僕ら一般人が手にすることのできる『道具』は、ほとんど機能にも性能にも違いがない。いや、正確に言えばある。けれど、圧倒的な違いがない。けれど、魔術は他人と圧倒的な力の差を手に入れることができるんだろ?」
 「そうだよ。けれど、その圧倒的な魔力を持つ者は、僕らの世界にだって、ほとんどいない。特別な者たちだ。すべては才能と探究の持続にかかっている。君らの世界の学者に似てるね」
 魔術士は静かに答えた。
 「『道具』が機能を持つと言うのは、優しい世界だね。力がなくても個人の責任じゃない。僕らの場合、魔術の質も力も能力も、すべては個人の責任だ。もっとも、才能が初めから著しく劣っている場合もあるのだけれどね」
 魔術士は、少しばかり苦しげに眉をひそめた。
 「・・・その場合は絶望だ」
 魔術士の眉をひそめた表情は、どこか悲しそうにも見えた。
 「『道具』を手に入れるには、能力は関係ないってこと?」
 僕はすべてが能力の差によっていると言う魔術界の掟を、少しばかり苦く感じた。
 「そうじゃないのかい?」
 「確かにね。でも僕らの世界で『道具』を手に入れるためには『お金』が必要なんだ。そして僕らは、お金を労働によって手に入れている」
 「じゃあ結局、僕らと同じなんだ。持続だね。僕らは魔術の探究を持続させ続ける。君らは労働を持続させ続ける。一生ね。お互いに魔力と『道具』を手に入れるために」
 「どうせ持続させるのなら、魔術の探究の方がいい」
 「なぜ? 労働することによって、お金を手に入れれば、必ず君らは『道具』を手に入れられるじゃないか。僕らは魔術をいくら探究し続けても成就するとは、強くなるとは限らないんだよ。それでも?」
 「それでも!」
 それでも特別な力が得られるのなら。
 そう僕は切望していた。そう。僕が欲しいのは「特別な力」だ。この世のすべての道具を越える力を得たいんだ。他人とは違う力。他人が持っていない力を。それに道具なんかと違って、魔術は楽しそうだ。使えれば使えるほど。たとえば天を飛ぶことは、たわいない望みだ。けれど、もしも天が飛べたなら、どんなにか楽しいことだろう。
 「わからないな」
 魔術士は少し会話に疲れたのか、休むにように、あきれた表情を天に向けて言葉を切った。そのまま疲れを取ろうとするかのように両目を閉じる。
 「どうして君が魔術を習いたがるのか、わからないな。魔術は個人の能力によるものだから、『道具』よりもずっと不確実で不完成なものだ。それなのに君は確実で性能の優れた『道具』を持つことよりも、魔術の方がいいと言う」
 「そんなことないさ。道具は集めればきりがない。とてつもない数になる。そんなにもたくさんの物を、自分のものとしていつも持っていることなんてできない。それに道具は他人に盗まれれば他人のものになってしまう。けれど魔術は、自分自身から離れるとはない。いつでも持ち歩くことができる。どこへでも連れてゆける。失うことがない。他人に奪われることもない。この違いは大きいだろ」
 「なるほど」
 魔術士も、この点については認めたようだった。賛同を示す表情でうなづく。
 「それに魔術が使えたほうが、ずっと便利だろ」
 「『道具』を持っていれば、必要ないと思うんだけどね」
 あくまでもこの点では、いつまでたっても僕と魔術士の間では堂々巡りだった。
 「そんなことないさ。何もないところから火を出すなんて便利だよ」
 「でも火をつけたりする力なんか、君の世界では必要ないじゃないか。火をつける道具を持っているのだから。僕らの世界には、そんな道具はないからね。だから魔術が必需品なのだけれど・・・」
 そこで彼は何か思いついたらしく、しばし言葉を切った。そして、ふいに、ふっと表情をゆるめると、つぶやいた。
 「・・・そうか。僕らの世界も『道具』を作る方に力をそそいでいれば君らの世界のように成長していたかも知れないんだな」
 魔術士は感慨深げに、透明感のある抹茶色の澄んだ両目で青い空を眺めた。
 「僕らの世界は、魔術の探究にばかり力をそそいで来てしまっていたんだな」
 そうつぶやいた彼の声のささやくような静かな響きにつられて、ふと目を上げると、はるか遠くの過ぎ去ってしまった場所に、大切なものを忘れてきてしまったことを思い出したような、どこか寂しげな魔術士の横顔が見えた。
 あるいは違ったかもしれない世界を思い浮かべでもしていたのだろうか。
 けれど魔術士の言った通りだ。僕らの世界も道具が存在しなければ、人々は魔術を追求していたのだろうか。もしそうだとしたら、世界はどんなに違っていたことだろう。
 少しばかり、あこがれる世界だ。魔術を自由自在に使いこなす世界だなんて。
 次々と僕の頭の中に現れては炸裂する想像の世界の映像に、しばし酔いしれた。

 「僕のいる人間界は楽しめたかい?」
 僕は予感がして魔術士にたずねた。
 「うん。十分にね。もっと見てみたいな。君のいる世界じゅうを、さ。今からめぐってみるつもりだ。せっかく君が召喚してくれたのだからね」
 「行ってしまうのか?」
 予想していたことを言葉にした。最近、いろいろなガイドブックを読んでいる姿を目にしていたことから、なんとなく予測はしていたのだ。魔術士は本を読んでいる姿が妙に似合っている。
 「うん。けれどその前に、君にお礼をしなくてはね。この世界に呼び出してくれたことと、この世界を色々と案内してくれたことに対しての感謝の気持ちとして」
 「じゃあ僕の願い、聞いてくれるかい?」
 「何?」
 魔術士は透明感のある抹茶色の両目を大きく開け、無邪気な微笑を浮かべた。
 「君のいた魔術界へ行きたいんだ」
 僕は真剣に言った。
 魔術士は一瞬、呆れたように目を見開き、次いで嫌そうに顔をしかめた。
 「君は魔術界へ行ったら不幸になる」
 「魔術を使えないから?」
 「そう言ったはずだよ。何度もね」
 「だから魔術を学びに行くんじゃないか」
 「わかってないよ」
 「一人でいいから、とにかく僕を魔術界へ送ってくれ」
 「一人で? 君はやっぱりわかってないよ」
 魔術士は苦しそうに顔をしかめた。何か本当のことを隠しているかのように。それは、あまり彼に似合う表情ではなかった。

 魔術士は最後まで名前を教えてはくれなかった。それが当然のことのように。そして僕も何とはなしに、そのことが当然のような気がしていて聞きそびれてしまった。
 「名前には人の魂を支配する力が籠もっている」。そんな古い言い伝えを覚えていたからだろうか。
 僕はそんなことを魔方陣の上で思い出していた。魔術士が描いた魔方陣のあちこちから灰色の煙が吹き出し、視界が閉ざされてゆく。もう呪文をとなえる魔術士の姿はとっくに見えなくなってしまっている。煙が眠気を誘うように、しだいに眠くなってゆく。この煙が晴れ、眠りから覚めた時には僕はもう魔術界にいるはずだ。もう、あれこれと考えるのはよそう。彼は彼の道を行き、僕は僕の道を行くと決めたのだから。


第2部へ続く